黒パンという駄菓子
駄菓子の卸売店にインタビューした記事を読む。僕が小学生の頃は何軒か残っていたので、駄菓子についてはわりといろいろな記憶がある。「黒パン」が好きだったなあと思い出し、どんなんだったかなとググってみたけど、記憶と完全に一致するものは見つからなかった。黒糖を練り込んだ固いパンで、一個ずつ袋に入れて売られていた。地味な食品なので周りの友達は手に取らなかったが、これが渋いと思って食べていた。先日書いたマックスコーヒー然り、子どものころの記憶、そんなんばかりだ。自分らしさを確立しようと懸命になっていたのかもしれない。むしろいまのほうが意識が低くなっている。
のちにどこかのタイミングで、ロシアでは「黒パン」が食べられていると知り、あれをいつも食べているなんてうらやましいなと思ったが、ライ麦パンなので全くの別物だ。
これが比較的近い。