「年表・サブカルチャーと社会の50年」展 プレイリスト
先週は「年表・サブカルチャーと社会の50年」展 at 美学校スタジオ お越しいただいた皆様、気にしていただいた皆様、ありがとうございました!
徐々にパーティー感も出てきて、とても楽しい時間でした。
当日、会場で「1968〜2020年までのトップヒット曲」と「1968〜2020年までのパンス個人的に推したい曲」をかけるという試みにチャレンジしまして、無事最後まで踏破できました。せっかくなので、リストを共有します。
※「トップヒット曲」はオリコンチャートを参照しました。オリコンはちょうど1968年からカウントが始まっているのです。
そして、せっかくなので「個人的に推したい曲」のレビューを書きました。全52曲。。パンス年表には掲載されていないものも多いんですが、片手に持ちながら聴けば(片手で持てないくらい大きいんですが、、)同時代の雰囲気を感じ取れるはずです!
ちなみに1997年くらいから実在パンスの物心がつき始めるので、レビューに自分語り要素が入ってきます。ご容赦ください。
ヒデとロザンナ「何も言えないの」(1968)
1968年、ジャックスとどっちにするか迷ったんですが、当時の歌謡曲が持つグローバル性を示すためにこちらに。ボサノヴァです。
中山千夏「ZEN ZEN ブルース」(1969)
いまではリベラルと呼ばれがちですが、60〜80年代くらいまでは自民党に対抗する(社会党を筆頭とする)野党勢力は「革新」と言いました。人気歌手だった中山千夏は、70年代に政治の道に進み、1977年に革新自由連合のメンバーとして参画します。ほかには永六輔、野坂昭如、加藤登紀子などを擁しました。知識人やカルチャーの側から政治に参加していった当時の流れは、いまこそ参照されるべきではないでしょうか。
ボニーとクライド「もしも」(1970)
『古い船をいま動かせるのは古い水夫じゃないだろう』に収録。ブレイク前の吉田拓郎の楽曲が収録されたコンピとして知られていますが、この無名のデュオによる曲が良い! いまだとアシッド・フォークと形容されるような感じです。ほか、新宿フォークゲリラによる生々しい実況録音が収録されたアルバムです。
はっぴいえんど「風をあつめて」(1971)
言わずもがなの有名曲。高校の頃日本のフォークが好きになって、「Q盤」(という再発シリーズがあったのでした)を集めていたんですが、『風街ろまん』は異様にヌケ感があるというか、アングラ性が削ぎ落とされているように聴こえて驚いたのを覚えています。実験性も高い。以前も書きましたが、全共闘的な観念論と当時流行の小説(大薮和彦とか)のアマルガムを描いた宮谷一彦というマンガ家をジャケットに起用した点が気になっています。このあたりについては引き続き折を見て書きたい。
あがた森魚「君はハートのクイーンだよ」(1972)
シティポップの前に大正ロマンというのもあったよと『乙女の夢儚』をピックアップ。はちみつぱいとの絶妙なコンビネーション。
岡林信康「ホビット」(1973)
タイトルは岩国にあった「反戦喫茶」から(パンス年表にも記載)。岡林信康はこの開店にも参加し、当然周囲からはBIG-UPされ、シンボル的存在だったわけですが、集まる運動家の集団性を揶揄するようなリリックです(ラップというか語り調の曲)。「政治的」とざっくり括られることの多い日本のフォーク・ソングですが、葛藤が刻み込まれた曲も多いことを示したく、かけました。
キャロル「甘い日々」(1974)
幅広い音楽性を持つキャロル(『焼け跡派』でも言及しました)。ボサノヴァにチャレンジしており、とても柔らかい、のちソロとなる矢沢永吉が持つメロウ性の端緒となるような曲。クレイジーケンバンドのカバーでも知られていますね。
SUGAR BABE「風の世界」(1975)
サブスクでは聴けないシュガーベイブ。僕は大貫妙子がボーカルを取る、70年代っぽい陰りを残す楽曲が好き。いまCDが手元になくなってしまったので確認できないのですが、山下達郎はそんなウェットな側面を打破したいと考えていたとライナーにあったと思います。でも個人的にはウェットなほうが好き。のち「都会」などに結実するような。
オフ・コース「ピロートーク」(1976)
シティポップになかなか含まれないけども、のちの小田和正が東京という都市を「シーンメイキング」(宮台真司)したことを考えれば最もシティだと思いますが、どうでしょうか。70年代のアルバムにはシティポップ的な要素がたくさん含まれているので、ぜひLPを買ってみてください。
風「おそかれはやかれ」(1977)
同じく、元・かぐや姫だからなのかシティポップ視されない気がする「風」。スティーリー・ダンなど同時代のロック/ポップ・ミュージックの影響が濃厚な名曲揃いですので、ぜひLPを買ってみてください。サニーデイサービスが好きな人にもおすすめ。
Le Mistral「青い地平線」(1978)
ブレッド&バターの別名義による7inch。流麗なメロ&ボーカルで、DJでかけたくなる一曲。ピッチ早めのディスコから流れ込むようにかけるのがイイです。
サーカス「六月の花嫁」(1979)
「Mr.サマータイム」がヒットしたコーラスグループ。強めにファンクなビートに楽観的極まりない歌詞が乗る、結婚式DJにうってつけ(ではないかもしれない)です。日本社会における恋愛の形を歌った記録として70年代だったらこれ、ゼロ年代だったらSPANK HAPPY「普通の恋」だと思います。何を言ってるのかと思われるかもしれませんが、聴いてみてください。。
SUZAN「魔法を信じるかい?」(1980)
テクノポップ/ニューウェイヴからも入れたかったのだけど、好きな曲がありすぎるので、結構削っちゃいました。なんとかこれを残した。高橋幸宏プロデュース、ラヴィン・スプーンフルのカバー。高校の頃モッズの友達がいて(水戸はなぜかモッズ・カルチャーが盛んだった)、ラヴィン・スプーンフルとかゾンビーズとか、マンフレッド・マンとかもちろんザ・フーをてんこ盛りにしたMDをもらって愛聴してた。なのでそこ入ってた楽曲のカバーは全部好き。
石川セリ「手のひらの東京タワー」(1981)
これもシティポップとして認めてほしい(しつこい)。ダンスフロアにはそぐわないかもですが、このビターテイストを最近は欲している。
杏里「Last Summer Whisper」(1982)
海外でもすでに人気、その後のR&Bを予見したかのようなループ感のあるトラックがたまらないですね。去年JenevieveというUSのシンガーが大胆にサンプリングしていました。
EP-4「Robothood Process」(1983)
会場では「Coco」をかけたのだけど、その12inch『Lingua Franca-X』は1984年リリース(ペヨトル工房より)だった。ミステイク! 細かいですがこだわりたいので、紹介するのは83年リリース『Lingua Franca-1』のこっちにします。オルタナティヴでありながら全体主義を匂わせるような表現はあのときあの時代の日本(と西ドイツか)にしか成立しえなかったもの。中沢新一は佐藤薫や『HEAVEN』などを「下半身がパンク」と評していました。いっぽうで中沢自身や浅田彰は「上半身がパンク」だった。どっちも両立した存在はアルチュール・ランボーとかぐらいで、めったに出てこないもの、と。言い当て妙だと思います。
坂本龍一「A Tribute To N.J.P.」(1984)
80年代初頭、佐藤薫とも共振する方向性を示していた坂本龍一が残したアルバム『音楽図鑑』より。ナム・ジュン・パイクに捧げられている。この、無調に近いけどメロディアスなフレーズをカマしてくるのが坂本龍一の真骨頂というか、パンスが好きすぎるポイント。清水靖晃と演奏している映像がYouTubeにあるのでそれも見てほしい。。
高橋幸宏「I Saw The Light」(1985)
YMOも入れなければと思いつつ選べなかったので坂本龍一と高橋幸宏ソロを入れました。トッド・ラングレンのカバーで個人的には原曲超え。こういう淡々とした声が好きなんだなあと同じく原曲超えのKashif「真夏の果実」(後述)と並べて聴きたい。
日向敏文「新しい遊牧民」(1986)
のちに「東京ラブストーリー」などなど、人気テレビドラマのサントラを制作する日向敏文ソロ。リアルタイムではない僕の勝手な80年代イメージがここに集約されている。エレガントで無表情とでも言えばいいでしょうか。いまやニューエイジものとして海外で再発やコンピレーションも出ていますね。
少年隊「ミッドナイト・ロンリー・ビーチサイド・バンド」(1987)
1987年は(ニューエイジ的なもので)好きな曲が多すぎるので選ぶのが大変でしたが、これはニューエイジと関係ないけど外せないので決定。「君だけに」のカップリングで、筒美京平ワークス。胸をキュンと掴まれる、UKソウルの某楽曲風。朝方のクラブでも何度かかかっていたような記憶があるのですが、かかってたらいいなという僕の捏造された記憶かもしれない。
Pizzicato Five「惑星」(1988)
田島貴男在籍時『ベリッシマ!』より。オールタイム・ベスト。もう言うことは何もありません。いつかこんなバンドがやりたい。
鈴木さえ子「A RIPPLE」(1989)
いとうせいこう原作・市川準監督『ノーライフキング』サントラより。先日、柴崎祐二さんも紹介していました。イノヤマランド『ダンジンダン・ポジドン』を反転させた陰の側面というか、辿々しく不穏なんだけど心地よい電子音が、世界がまだまだ不透明だった子どもの頃の感覚を呼び起こします。好きすぎてこのあとずっとかけていたかった。。
浜口茂外也グループ「Pi Po Pa」(1990)
細野作品などでパーカッションを担当していた浜口茂外也によるアルバム。井上陽水の楽曲も最高ですが、エスニックなこちらを全力で押したい。その他のトラックもバレアリック好きに。
ゴンチチ「無能の人」(1991)
つげ義春原作・竹中直人監督『無能の人』サントラより。いつものゴンチチの演奏に、硬いブレイクビーツが乗る面白いトラック。かつて、かせきさいだぁのインタビューで、デビュー前にゴンチチのトラックでラップしていたというのを読んだんですが、この曲かな? と思います。どうだろう。
宮沢りえ「心から好き」(1992)
ドラマ『東京エレベーターガール』サントラより。グラウンド・ビート&スムース・ジャズ歌謡としてこれ以上ないほどの完成度。こういう音楽がもっと存在したらいいのに。。アルバムには宮沢りえさんのナレーションも入っています。
Kahimi Karie「Take It Easy My Brother Charlie」(1993)
クルーエルからのコンピレーション『Hello, Young Lovers』より。アストラッド・ジルベルトのカバー。この頃は小学2年生だったので無論リアルタイムではないのですが、のちに渋谷系などを聴く際に触れて、こんなにカッコいい音楽が日本に存在するのかと震えた思い出あり。一般的なイメージとは齟齬あると思いますが、僕は「渋谷系」を「大人っぽい音楽」だと思って聴いてました。信藤三雄さんのアートワークとかも「大人〜!」と思って見ていた。
Tar-Tar「All Alone」(1994)
杉本卓也によるTar-Tar名義、ダブ・レストランからのアルバムに収録。日本の90年代テクノは大好きで、ほかの国と比べても独特のエヴァーグリーン感があると捉えています。
吉田美和「つめたくしないで」(1995)
こちらも柴崎さんが紹介していて「あー!そういえばいい曲だったような」と思って改めて聴きました。この年ナンバー・ワンが「LOVE LOVE LOVE」なので並べてかけたかった。
ARM「Armed Elephant」(1996)
TRANSONICのコンピ『TRANSONIC 6』より。サディスティック・ミカ・バンドのドラムを大胆に使い、当時隆盛を極めていたトリップホップと接続。アルバムも最高。中学校の頃『GROOVE』についていた付録CDに入っていたのがメチャクチャかっこよくて存在を知りました。
マチコミ with フリーボ「あたらしい」(1997)
Oz Discのコンピレーション『赤盤』より。フィッシュマンズ「Long Season」と並ぶ名曲だと思います。90年代後期の、すべてがフラットで、何もかもが選択でき、すべてを断定することなく、美しいイメージがひたすら繰り広げられるーー僕はいまでこそこうやっていろんなものをレビューしたり言葉を尽くしていますが、基本的には、そこでは示せない感覚というのが好きだし、自分がいろんな物事を知るうえでの原点です。
キリンジ「雨を見くびるな」(1998)
カラオケで歌う曲です。。このご時世でめっきり行かなくなってしまいましたが。つくば市のWAVEに1stの前のインディーズ盤が面陳されていて、試聴したのですが(その頃はよく試聴機にかじりついていたものでした)、高度すぎて中1には理解できなかった。いま思えば買っておくべきだったが。その後、かせきさいだぁのアルバムに入っているのを聴いて、徐々に好きになりました。
デイジー「静かに揺れて」(1999)
ミディから出ていた『Japanese Girls』というコンピより。ほかには空気公団、ストロオズ、エクレールなどを収録。駒沢公園(のちに知った)で撮られたジャケット写真も清々しく、東京はおしゃれだなと思って田んぼを自転車で移動しながら聴いていた。デイジーはこの頃何枚かCDをリリースしていて、渋みのある歌声が好きでした。
The Fox「Hashira」(2000)
山本精一コンパイル『トリビュート・トゥ・ニッポン』より。少しオリエンタルな雰囲気のある陽性のポップスで、いまこそ聴かれてほしい。UMMO Recordsから2枚CDが出ています。この頃の音楽って全体的にサブスクはもちろん、YouTubeにもないのでなかなか言及されないのがもったいない。。『トリビュート・トゥ・ニッポン』だと、宇宙エンジンの曲も好きですね。インキャパシタンツの小堺文雄氏による素朴な歌もの。
関美彦「New Music」(2001)
アルバム通して素晴らしい。なんとしてでも手に入れて欲しいです。「Diggin'on You」のカバーを聴いてくれ。。結婚式のDJでかけたりします。
パニックスマイル「夏なんです」(2002)
『はっぴいえんどかばあぼっくす』という壮大なコンピレーションが出ており、その特典CDRに収録。ポスト・パンク的な隙間のあるドラムにあのメロディが乗るカッコ良さ。
ECD feat. イルリメ「トーキョートーキョー」(2003)
この年パンスが上京。右も左もわからないまま、大学で知り合ったサークルの人たちに連れられて、下北沢ベースメントバーでのカクバリズムのイベントでECDを見ました。「カクバリズムというレーベルがあるのか!フムフム!」と知識を得つつ、もともと大好きだったECDのライブセットがすごくアグレッシブで、その後ECDが出演しているライブにしばらく通うようになります。お客さんも含めた得体の知れない高揚感がありました。このライブ盤は、まさにその頃の実況録音。
都市レコード「恋にむせて」(2004)
そんな友達のひとりでバンドもやってた人から借りたCD。学生らしい茫洋とした気持ちにこの上なくフィットしてしまい、いまだに聴くと当時に飛ばされてしまいます。
口口口「雨のち Fall in Love」(2005)
同様に茫洋とした気持ちにフィットするのですが、こっちはアップリフティング。口口口はゼロ年代前半にエレクトロニカ的な楽曲をリリースしていましたが、それがいきなりポップに振り切れる、というのがこの時代のモードである(と当時パンスは評していたそうだ)。
Hidenobu Ito Feat. Urara Hikaru「Lover」(2006)
正確には2007年のコンピに入っているのだけど、2006年リリースの12inchに別バージョンが入っているので。当時はエレクトロニカというか、どんどんチョップ/エディットしていく音楽がクールだと思っていて、Hidenobu Ito氏も歌謡曲などをネタにそういった音楽を量産していて痺れていました。
imoutoid「ADEPRESSIVE CANNOT GOTO THECEREMONY Part 1」(2007)
上記のようなエレクトロニカの雰囲気がひとつ転回したなと思ったのがこの楽曲。Maltine Recordsのサイトからepの3曲を聴くことができますので、ぜひ続けて体験してみてください。
Microstar「東京の空から」(2008)
佐藤清喜氏率いるポップ・ユニット。この曲はだいぶ後になってから知ったクチです。2011年に出た「夕暮れガール」が身の回りで話題になっていて、虜になりました。
S.L.A.C.K.「I Know About Shit」(2009)
日本語ラップから気持ちが離れかけていたところに、ふとリリースされて驚いたアルバム。『空中キャンプ』には間に合わなかったが、このアルバムがあって良かった、と当時のパンスは居酒屋などで呟いていたはず。
寺尾紗穂「アジアの汗」(2010)
バブルの頃にアジア各地から流入していた建設労働者。東京という都市を、それまでのポップスとはまったく違った視点から描く手腕に感銘を受けました。
LITTLE TEMPO「ときめき☆リダイヤル」(2011)
収録アルバム『太陽の花嫁』はだいぶ後になってから、友達とドライブしているときにかかって「いいな〜」となった。衒いがなく、終始リラックスしたラヴァーズ・ロック/ダブで、いつでも聴ける。
NRQ「バラッド・フォー・メージャー・タカハシ」(2012)
ずっと好きなバンド。何年も前にストラーダとの2マンをやっていたがまた見たいな〜。遡れば70年代までいけそうな、日本のチェンバー・ミュージック、、といえばいいのか、難しいな、。コンポステラなどの音楽の系譜というのがずっと気になっています。
KASHIF「真夏の果実」(2013)
個人的には原曲を超えてしまっている。エモみを抑制することで「シーンメイキング」度が高まった。
辻林美穂「You Know…」(2014)
シティポップがブームになる前に、そのような流れが来ているんだな〜と感じたのが『Light Wave '14』というコンピで、そこに収録。なんとなく90年代J-POPの短冊CDのカップリングに入っている超名曲という雰囲気があり、絶妙なところを攻めてくる! とうれしくなった。
新川忠「アイリス」(2015)
これも絶妙なところ、The Blue Nile『HATS』感といえばいいのか、、に魅了されたパターン。2003年リリース『sweet hereafter』もハイブリッドな音楽性で素晴らしいです。
図書館「最終電車」(2015)
かつて(高校の頃)『インディーズ・マガジン』という雑誌の付録CDについていた田中亜矢「Sail」という曲が好きで、その頃からずっと聴き続けている。そんな田中さんがボーカルのユニット「図書館」ももちろんフェイバリットである。この曲が主題歌のアニメを観てみたい。誰か作ってください!
※現場で2016年として紹介しちゃったんですが、いま調べ直したら2015年リリースでした!すみません。でも好きなので入れます。
butaji & 荒井優作「あたたかい」(2017)
あるときサラッとネットに上がっていて聴いてみたら最高だった。Goodmoodgoku & 荒井優作『色』も聴きまくったが、木漏れ日感のあるこちらを選びました。
ODOLA feat. Kuro「Metamorphose」(2018)
この前年に初めて韓国に行く機会があり、すっかり夢中になってしまってそのまま韓国のR&Bやインディ・ポップばかり聴くようになってしまったため、日本の状況がほとんど分からなくなってしまったのだが、この曲は韓国R&Bとも比肩するトラックだな〜と思い、よく聴いた。「おわ、か、れ、さ」っていう日本語の乗せ方が好き。
Sweet William, 青葉市子「あまねき」(2019)
ビートの鳴り、トラックとヴォーカルのタイム感、全部に圧倒されました。
MANON, dodo, 藤原ヒロシ「Worlds End (Luv Step Remix)」(2020)
最後はこちら。藤原ヒロシによるグラウンド・ビート的なリミックス。原曲よりピッチを上げているのだが、MANONさんのラップがより鋭い印象に。dodoさんのリリックには感涙。