ブログをやりたい

じつはゼロ年代半ばに はてなブログをやっていたので、15年越しくらいでの再開となる。いまやスマホで書いてアップできる。当時ガラケーで書いていたかどうかは思い出せない。

ただダラダラと書いたものを世界に放流したいという欲求がある。 現代ならそれはTwitterでやるべきなのかもしれないが、Twitterにダラダラと書くことができない。なんとなく「いいこと」を書かないとといけないというのと、書いたものがどこまでも遠くに届いてしまう恐怖を感じるので、結局最大公約数的にみんなが納得できそうなことしか提出できないのだ。

 

今日は三島事件から50年目であった。とくにこれといった感慨はないが、坂本順治監督『KT』(2002年)の冒頭シーンはたしか三島事件だったなと思い出したりした。あれはなぜだったのか。それから3年後に起こる金大中事件について描いた映画である。いまの韓国における社会派映画のような要素と、日本映画っぽさが混在していて不思議な印象を受けた。

まさに金大中事件が起こった時代の韓国で逮捕・拘束されていた詩人・金芝河は、三島事件を痛烈に皮肉った詩を残している。いま1970年代前半について考えるならば、あの事件そのものよりも、その周縁で誰がどう語ったのかが気になる。